「インプラントは怖い」というお声の多くは、手術そのものへの不安です。麻酔が効くのか、どれくらい切るのか、うまくいくのか。今日は、当院のインプラント手術で位置と深さがどう決まるのかを、工程の順にご説明します。
手術の前に、すべてが設計されます
まずCT撮影を行います。通常のレントゲンが平面なのに対し、CTは骨を立体で写します。骨の厚み、高さ、神経や血管の位置が、ミリ単位で分かります。 この立体データの上で、インプラント体(人工の歯根)をどの位置に、どの方向で、どの深さまで埋めるかを設計します。手術の前に、埋入計画が完成しているということです。
デジタルガイドが、設計どおりに導きます
設計データから、患者さん専用の「サージカルガイド」という装置を作ります。手術のとき、これを歯列にはめると、ドリルの入る位置・方向・深さが設計どおりに制御されます。術者の勘に頼るのではなく、事前の設計を再現する仕組みです。
当院のインプラント埋入手術について
当院で行うインプラントの埋入手術は、全例フラップレス術式で行います。歯ぐきを大きく切り開かず、小さな穴からインプラントを入れます。骨量の不足は事前の診断で確認し、骨造成が必要な場合は、インプラントの埋入手術とは別の日に、先に骨造成を行います。同時には行いません。
診断から手術後まで、院長が一貫して担当しています
当院では、院長が初診、適応診断、CTなどによる精密診断、埋入計画、手術、治療後の管理を担当します。手術は看護師2名が補助します。長期の維持には、計画だけでなく毎日の清掃と4ヶ月ごとの定期検診も大切です。初回来院のお支払いは初診料11,000円(税込)のみです。その後の適応診断55,000円、精密診断110,000円、サージカルデジタルガイド55,000円、治療費と通常の再診料は別途必要です。治療の可否と個別の見積りをご説明します。
治療内容・期間と通院の回数
骨造成を行わない場合の治療期間の目安は、上顎6〜8か月、下顎3〜5か月です。通院回数は、お口の状態で異なるため、診察の際に院長がご説明します。
骨量の不足は事前の診断で確認します。骨造成が必要な場合は、インプラントの埋入手術とは別の日に、先に骨造成を行います。同時には行いません。骨造成の費用の目安は33万〜55万円(税込)で、インプラント治療の費用に別途加わります。
当院での治療期間の目安は、インプラント治療のご案内に載せています。
インプラント治療のリスクと注意点
外科処置ですので、処置後に痛み、腫れ、出血、感染、知覚の変化などが起こる可能性があります。 上顎では上顎洞、下顎では神経の位置に配慮が必要です。 違和感が強い場合や出血が続く場合は、早めにご連絡ください。
当院の方針として、80歳以上の方、糖尿病の方、骨粗鬆症の薬を使用中の方、妊娠中の方、喫煙される方には、インプラント治療を行いません。お薬は自己判断で中止せず、初診時に服薬内容をお知らせください。
骨造成が必要な場合は埋入手術とは別の日に先に行い、費用と期間が加わります。